新・身近な科学

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松ぼっくりを瓶に詰めると

※本記事はアドベントカレンダー「明日話したくなる科学豆知識3」(http://www.adventar.org/calendars/999)の一環として書いています。

こんにちは、NSIの二世です。

今日は、子供の頃に誰もが一度は拾ったことがある、松ぼっくりのお話。
ところでみなさん、松ぼっくりって何だか知ってますか?

松ぼっくりについては、NSIの実験教室でも取り扱ったことがあります。
2014年6月の北大祭の中で開催した「はるにれ実験教室」で、
木をテーマにした実験を用意したときの、こちらの展示。

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その名も「ボトル松ぼっくり」。

この瓶、松ぼっくりが2つ入っていますが、口の大きさは松ぼっくりより小さいのです。
さて、これはどのようにして作ったのでしょうか?

実は最近、その秘密を非常にわかりやすく、かつ興味深く見せてくれる番組が、Eテレで放送されました。
全部で10分間の番組ですが、冒頭だけでもいいのでぜひご覧ください。

www.nhk.or.jp

…そうなんです、そういうことなんです。
松ぼっくりがこんなに動的なものだったなんて知らなかったでしょう?
全てを語ってしまうのは番組の意図に反するようなので、今回はあえて文字にすることは控えたいと思います。


ちなみに、NSIではここまでの映像は用意できなかったので、
前述の実験教室では以下のような写真・展示を用意しました。

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これらをヒントに、実験教室の来場者には自分の頭で考えてもらいました。
特に家族連れや友達同士のグループでは、みんなでああでもないこうでもないと議論してくれて、なかなか良い企画だったと自負しております。

というわけで今日の豆知識は
 松ぼっくりを瓶に詰めると、それを見た人達の反応が面白い
でした!

仕組みさえわかってしまえば簡単にできる実験なので、
ぜひみなさんもやってみてくださいね♪